深夜、仮面が溶けていく音。
2026/05/24 23:32:16
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日付が変わる少し前。街の騒めきが完全に消え去り、静まり返った部屋の中で、時計の針が刻む一定の音だけがやけに大きく聞こえます。こんな深い深夜は、昼間には到底言えないような、ドロドロとした暗い本音が、ダムが決壊したみたいに溢れ出してきて困ってしまいます。
私、時々、自分自身が怖くなるんです。自分が、あの40代の彼に教え込まれた、あの「悦び」の記憶から、一生逃れられないんじゃないかって。清楚な保育士として生きてきた20数年間の清廉な時間が、彼に電マを当てられ、なす術もなく震えていた数分間で、いとも簡単に、そして残酷に上書きされてしまったあの衝撃。三脚のレンズ越しに彼と目が合い、自分の最も醜くて淫らな、剥き出しの表情が記録されていくのを感じたときの、あの震えるような絶頂感。
「こるね、本当の自分を見つけた気分はどう? もう、あの頃の『清純な先生』には、二度と戻れないね」
そう低い声で問いかけられたとき、私は涙を流しながら、何度も何度も頷くことしかできませんでした。そう、私は「良い子」でいることに、心の底から疲れ果てていたんです。誰からも信頼され、愛される「先生」という完璧な役割を演じ続けることに、心が、魂が、悲鳴を上げていた。そんな私の内側の深い闇を、彼は見事に暴き出し、快感という名の色で鮮やかに塗りつぶしてくれました。
お兄さん、あなたは私のこの、救いようのない「闇」を、まるごと受け止めてくれますか? 清楚な服を着て、上品に微笑んでいる、表層の私だけを愛するなら、それは本当の私を愛していることにはなりません。お兄さんの前でだけ見せる、M気質全開で、どこまでも欲しがりで、少し歪んだ愛情を必死に求める私。それこそが、私の唯一の真実なんです。
深夜の恐ろしいほどの静寂のなかで、わたしの肌は、お兄さんの熱い指先を求めて、じんじんと熱く疼いています。誰にも言えない、この背徳的な秘密を共有し、底の見えない海の底へ二人で沈んでいく……。そんな逃避行のような関係こそが、私にとっての唯一の「救い」なんです。お兄さんの欲望を、遠慮なく私に全部ぶつけてください。お兄さんの独占欲という鎖で、私の全身を縛り、塗りつぶしてください。
早く、私を壊しに来て。待っています。
💗こるね💗
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